新卒採用に関する募集要項
社員インタビュー その1
測量の仕事は、とっても楽しいですよ!
技術部部長 今村 義美
■主に、このような仕事をしています
私は振興局や市町村が発注する林道事業(公共事業)の測量設計委託業務を主に担当しています。林道とは、森林から伐採した木材を搬出するために大型トラックが走行することを主たる目的とした道路で、林道規程で構造の基準値が定められています。
仕事の内容は、沢や尾根が複雑に形成している地形の山林内に、発注者の要求する各目的地を通過する林道のルート考え、路線測量を実施して構造図等の図面をCADで作図し、工事費積算の基礎資料となる数量計算書をエクセルで作成するのが主な業務です。
現場は未開の森林のため、まずは笹などの藪の中に入り踏査という作業をします。入社当時は笹薮に入るのに抵抗がありましたが、今ではやりがいの方が勝り先頭を切っています。そして計画路線の通過位置を決めたら、刈払機で笹や灌木を刈り払う伐開作業を行います。歩く道を付け、視通を確保するためです。この作業は体力消耗が激しい作業ですが、キレイに刈れると凄い達成感、満足感があり面白いです。その後、IP杭を設置し、中心測量、縦断測量、横断測量等を実施します。
■発注者も驚くような「良い提案」こそがやりがい
より良い林道にしようと考えて自己評価の高い設計ができても、発注者の構想と違っていては打ち合わせのたびにやり直しとなってしまいます。これは、若い頃に何度も経験しましたが。今は、発注者の要求を満たした上でさらに当初の構想を超えるような良い提案をすることをポテンシャルとして楽しみながら取り組んでいます。
道内には、林道事業の測量設計をしている会社は少なく、管外の仕事をすることもあるため宿泊出張もあります。出張先ではホテルか旅館に宿泊するので、宿泊中は美味しい料理が食べられます。温泉宿に泊まることもあるので、これも楽しみの一つです。
■一緒に働いてみませんか?
当社の主要業務である森林土木測量設計委託業務は、現場の作業は山や自然の好きな方にはとても良い環境です。でも、ある程度の体力が必要となるため、人並み程度の体力がなければへこたれてしまいます。現場では、ある程度のスタミナと笹薮での中を平然と歩ける精神力が求められます。
社内での作業は、優しい先輩方が丁寧に指導してくれます。構造物の設計をするので、複雑な形状の物を立体的にイメージできる人は向いていると思います。図面作製はCAD、計算書等作成はエクセル、報告書作成はワードを使用します。
私は、北見工業高等学校を卒業後に入社し、当時の測量機器の操作以外は未経験でしたが、先輩方々の指導もあり現在では林道事業測量設計を指導する立場でやっています。当社で働いてみませんか?測量設計には色々な分野があり、多種の作業がある業種なので、その一つ一つを楽しみながら働き、自身を高めましょう。
社員インタビュー その2
山を守り、地域の発展や安全に貢献したい
技術部課長 内山 誠
■弊社に入社して、25年が過ぎました
平成8年(1996年)に入社し25年が経過しました。仕事は簡単に言うと、現場に行き、測量機器で水平角、鉛直角、斜距離を取得し、CADで図面化する。この基礎データを基に設計を行います。
入社した当初は現在使用している測量機器からは性能も劣り、CAD等のシステムはなく、図面は手書きでした。データ解析や図面作成はすべて手作業だったので、非常に時間のかかる作業でしたが、現在では測量機器からCADシステムまで連携されており、データは自動で解析され、CAD用データに変換されるため、この20年で測量作業の環境は劇的に変化したと思います。
■地域のインフラ整備に関われる責任と緊張感
計画・調査・測量・設計から、工事につなげるのが弊社の役割なので、インフラ整備に携わる責任感があります。またデータの正確さを求められるので、とても神経を使いますし緊張感もあります。
仕事をする上で大切なことは、チームワークです。決して一人でできることではありませんので、メンバー同士の呼吸が大切です。
また、体力勝負の仕事でもあります。山腹崩壊した現場に行くこともあり、急斜面を登ったり、冬山をスキーで入ったり。体力が求められる現場も多数あります。それと同時に、現場では、色々なことを想像します。
例えば、山腹崩壊が発生した現場では、元々の地形がどうだったのか、どうして崩れたのか、いろいろなデータが必要になりますし、どうしたら今後崩れないか、それにはどのような構造物が必要かなどを想定して設計します。
今後も、社員で協力し合い、治山施設のインフラ整備に責任と緊張感をもって係わっていきたいと考えています。
■技術の進化と共に、さらに成長したいです
近年、ドローン技術の進化、併せてカメラの進化が著しく、我々の仕事でも進展してきています。航空レーザーで対象のエリアをスキャニングすることで、正確なデータを測ることが可能となっています。近い将来、現在のような山に入って測量する仕事は、大幅に減るものと考えます。
私たちの仕事は「地域の防災」に直結する仕事です。オホーツク地域は第一次産業を基盤としています。崩壊した土砂が畑や川、海に流出することで困る人たちがたくさんいますし、生産量に大きく関係します。
弊社は信用向上に寄与しながら、山を守り、地域の発展や環境保全に貢献したいです。
社員インタビュー その3
“夢への挑戦”を後押ししてくれる会社です
技術部技師 鈴木 祐子
■CADの仕事がしたくて、半年間勉強しました
2020年8月に入社しました。それまでは同年6月まで半年間、旭川の職業訓練校に通い、マンスリーマンションに住みながらCADの技術者になるための勉強をしていました。
元々、違う職業に就いていたのですが、前の会社でCADを使っていた時に「もっと使えるようになりたい」という思いがありました。
旭川での通学を終え、実家のある北見に戻りました。そこで、ハローワークに相談に行った際にご紹介いただいたのがホクリンコンサルでした。どうしても男性のイメージが強いお仕事ではありましたが、女性でもできる仕事があるとの説明を受け、面接を受けることにしたのです。実際に、面接や社内を見学させていただきましたが、とても雰囲気が良く「ここで働いてみたい」と思える会社でした。驚くことに、即採用していただきました。
■人間関係の良さに、感動しました
実際に入社してみて思った感想が、最初の印象と同様「人間関係が良い!」でした。経験や立場の違いはあれど、皆さんが常に同じ目線で対応してくれて、様々な相談にも親身になって乗ってくれています。私は、CADの技術者ということで入社しましたが、CADには主にオートCAD、ソリッドワークス、JWCADなどのたくさんの種類がありますが、弊社では測量計算CADシステム、TRENDーONEを主に使っています。入社の頃はまだ未熟でしたが、半年もすると多くの機能を使えるようになり、応用も含めて操作できるようになりました。
弊社では、社員が様々な現場に行き、そこで測ったデータを図面化するための製作作業をしているわけですが、現場の雰囲気や皆さんのプロ意識に触れる度に、「私も現場に出て思いっ切り働きたい」という気持ちが募っています。まだ現場には2〜3回しか行ったことがありませんし、スタッフとして補助的に関わることしかできません。体力もつけなければなりませんので、現場で活躍することも意識しながら仕事をしたいです。
■資格を取得して、可能性を広げたい
私の目標は、資格をたくさん取得し、自分をレベルアップさせることです。勉強し続けることで知識が増え、視野が広がり、会社から必要とされる人間に成長することができます。現在は下水道2種を勉強中ですが、弊社で推奨する測量士も取得したいです。
弊社は、お互いがコミュニケーションを図りながら、技術の向上に努めている企業です。現場ではチームワークが求められるので、お互いを思いやる人間関係が育っていると感じます。資格取得など、自分の夢を積極的に後押ししてくれるのも嬉しいですし、人生の夢を叶えることができる仕事だと思います。
新卒採用(キャリア採用含む)に関する募集要項
募集職種 | 技術職(測量、設計他) |
募集形態 | 正職員 |
初任給 | 【高校卒】169,000円 【大学卒】208,000円 |
諸手当 | 資格手当、通勤手当、住宅手当、残業手当、家族手当、役職手当、燃料手当(年1回) |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
勤務時間 | 8時30分〜17時30分(休憩時間12時~13時) |
休日休暇 | 週休二日(土・日・祝日) 盆休8月14日~16日、年末年始休12月29日~1月5日 |
福利厚生 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 |
勤務地 | 北見本社 |
選考方法 | 履歴書(写真添付)、成績証明書、卒業見込証明書、健康診断書 面接と適正審査 |
応募先 | 090-0019 北見市三楽町222番地36 株式会社ホクリンコンサルタント |
問い合わせ先 | 北見本社 担当者 浦 TEL0157-24-5934 |
キャリア採用 | 経験者は特に優遇しますが、未経験者でも構いません。 技術系有資格者について、別途優遇措置をします。 |